あなたのゴルフ練習、時間と情熱を無駄にしていませんか?練習好きゴルファーこそ気をつけたい『意味ない練習』
100切りなんて簡単だ!エージシューターの極意 第11回
100を切れない人、90を切れない人にはいくつかの共通点があるという。その一つは練習下手であること。練習はするけれども意味のない練習をしている方が非常に多いそうだ。今回は練習は好きで練習場にはよく行くけれども、なかなか上手くならない人のために、エージシューターの高橋氏が「スコアに直結する練習法」を伝授します。
写真提供/高橋健二
上手くならないゴルファーの多くは、練習がワンパターンです。たとえば打つクラブの順番。だいたいはウェッジなどの短いクラブから順に番手を上げていく人が多いようです。短いクラブでウォーミングアップをし、体が馴染んできたら長いクラブに持ち替えるというのです。でも、コースでは短いクラブから順に打ちませんよね。
だったらその発想をやめましょう。
私は、最初からドライバーを持ちます。コースでは最初にドライバーを使う。だから練習場でもまずドライバーを持ち、ドライバーでウォーミングアップをするのです。
ドライバーで100ヤードを打ち、次に150ヤード、200ヤードと距離を伸ばしていきます。距離の打ち分けは振り幅の大きさでコントロールします。100ヤードなら3時~9時の振り幅、150ヤードなら2時~10時の振り幅、といった具合です。短い距離をターゲット方向に真っ直ぐ打とうと思えば、芯にきっちり当てなければいけません。これでウォーミングアップをかねてミート率を高める練習ができます。