ゴルフ初心者あるある。知らない人とのラウンドで緊張...どんな雑談をすれば良いの?
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が現場で感じたゴルフエッセイ【毒ゴルフ・薬ゴルフ】第34回
ゴルフの虜になってもうすぐ半世紀。年間試打ラウンド数は50回。四六時中ゴルフのことばかりを考えてしまうロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、コースや色々な現場で見聞きし、感じたことを書いたのが【毒ゴルフ・薬ゴルフ】です。
大量に飲めば死んでしまう毒も、少量なら薬になることは、ゴルフにも通じるのです。
「初めて一緒にゴルフすることになった人と、無言で過ごすわけにもいきませんから、何らかの会話をしたいのですが、ゴルフ的な視点で、ちょうど良い雑談ってありますか?」
と質問されました。
ゴルフの誇るべき良い点は、全く知らない人とも一緒に楽しめるところです。
社内コンペで別の部署の人と一緒になったり、ビジネス交流会のコンペや、マッチングを利用した一人予約などで、初めて会う人と一緒にゴルフをするケースはあります。
強いて、“知らない人”と書いたのは、“知らない良いゴルファー”が、同伴者であれば、お任せでも大丈夫だからです。
上質な“すてきゴルファー”は例外なく、ゴルフにおけるコミュニケーション力が高いのです。
とはいっても、一般的な確率で考えれば、“人”と遭遇するケースが多いものです。
秋のゴルフコンペシーズン直前ですし、上質な“すてきゴルファー”を目指したいという志をもつ人のために、質問に答えようと思います。