「練習省エネ派」も「アスリート系」も、レッスン記事のヒントを生かすにはどうしたらいい?

重箱の隅、つつかせていただきます|第31回

2023/02/27 ゴルフサプリ編集部



スイング、ゴルフギア、ルールなどなど…。ゴルフに関わるすべての事柄の“重箱の隅”をゴルフライター・戸川景が、独自の目線でつつかせていただくコラムです。

Text by Hikaru Togawa
Illustration by リサオ
GOLF TODAY本誌 No.609/98ページより

さて、この〝練習省エネ派〟は「飛ぶものが正義」と考えがちで、超ストロングロフトのアイアンなどを選びたがるためにスコアを崩している。本当に選ぶべきは「程よくつかまる」というものだ。

軽く振っても右に大きく逸れない、しっかり叩いても大フックにならない。雑誌記事で目星をつけて、ショップで試打すれば結構簡単に見つかる。現在のクラブの進化は、そこまで成熟している。

一方、練習量も豊富な〝アスリート系〟と呼ばれる人たちは、選ぶギアはプロモデル、準アスリート系モデルと決めている。雑誌記事で調べたいのは、スペックの選び方、主にシャフト情報だ。

各メーカーが、毎年飛距離性能が上がった(と思い込ませる)ヘッドを開発。それを使いこなして好成績をマークするプロに憧れて同モデルを選ぶも、使いこなすためにシャフトを吟味する。この時点で「フェアウェイを外さない」ものを選べる人は、上達ルートから外れないようだ。

だが〝アスリート系〟も高齢化すると、見栄が強くなるらしい。〝ちょい飛び軟鉄アイアン〟とかに手が伸びてくる。番手数字のギミックだけなので、どうかと思うが、これが売れているから各メーカーの戦略勝ちなのだろう。