ラインが読めない!そんなときは立ち位置をズラし、ラインを「3D化」すると見えてくる
あなたもパター巧者になれる!藤田寛之が教えるグリーンの読み方&打ち方 第18回
スコアアップには賢いコースマネジメントが不可欠。とくにパットはその成否がスコアに直結するためマネジメント力を磨くことがとても重要だ。
GOLF TODAY本誌 No.610/138〜141ページより
取材・構成・文/小山俊正 撮影/圓岡紀夫 取材協力/葛城ゴルフ倶楽部
パットのマネジメントは、グリーン上だけのことではありません。パット数を減らすには、ティーイングエリアに立った時点でその作業を始める必要があります。私の場合、ティショットを打つ前に「ピンポジションはどこか」「どういう傾斜にピンが立っているか」を確認します。そして「グリーンのどこにボールを乗せるのがベストか」を考えます。
一般的にグリーンのベストポジション、言いかえると、カップインの確率が一番高くてやさしいのは、「上りのストレートライン」ですよね。このラインにつけるには、セカンドショットをどこから打てばいいのか。そのセカンドを実現するにはティショットをどう打てばいいのか。このようにしてピンポジションから逆算して戦略を立てます。