"狙い打つ"という観点で最も進化していくのはどのクラブ?「185ヤード池越え、でもピンデッド」みたいな1本がほしいな
重箱の隅、つつかせていただきます|第39回
スイング、ゴルフギア、ルールなどなど…。ゴルフに関わるすべての事柄の“重箱の隅”をゴルフライター・戸川景が、独自の目線でつつかせていただくコラムです。
Text by Hikaru Togawa
Illustration by リサオ
GOLF TODAY本誌 No.617/74ページより
ゴルフはターゲットゲームだから、本来ドライバーに求めるのは方向性のアップであり、現在では、極論すればフェースコントロールのしやすさだけで選べるようになっていると思う。
アイアンに進化を感じにくいのは、フェースコントロールがそれほど難しくないから違いを感じられないため、とも思っている。"狙い打つ"という観点で、これから最も進化するのはユーティリティだろう。長い距離を運びやすい機能から、狙って止められる機能へ。5、6番モデルも増えているが、もっと止まる3、4番の開発が進むと面白い。「185ヤード池越え、でもピンデッド」が売り文句となるクラブに登場してほしい。