トップでシャフトがクロスするー!アドレスをちょっとカカト体重にすれば直せちゃう

兼濱開人が解決してきた『生徒さんからの相談が多いゴルフの悩み』Case:07

2024/03/14 ゴルフサプリ編集部



トップでクラブヘッドが目標よりも右を向いてしまうシャフトクロス。バックスイングのクラブの上げ方を間違えるためにトップの位置が安定しないと、当然ダウンスイングの軌道も大きく狂わせることになる。「そんな悩みも重心の乗せどころを意識するだけですぐに直りますよ」と兼濱開人コーチは言う。

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/学芸大ゴルフスタジオ

クラブヘッドが目標よりも右を向くシャフトクロスになっている人の多くはバックスイングでクラブをインサイド方向に低く引きすぎています。

そのままではトップへ上げにくいから、途中で右ヒジを高く浮かせながらクラブを立てる動きが生じやすい。わかりやすくいえばクラブを強引に上げて行こうとした結果がシャフトクロスなのです。

ダウンスイングはその反動でクラブが寝てフェースが開いた状態で下りてきます。バックスイングとダウンスイングの軌道のズレが大きく、様々なミスショットが生じます。