フェアウェイウッドが苦手? 打つ前の芝こすり素振りで当たるようになります【吉本舞が初心者の悩みを解決】

ゴルフコーチ・吉本舞が即解決! 『初級ゴルファーからの相談が多いゴルフの悩み』 Case:04

2024/02/07 ゴルフサプリ編集部



ボールに上手く当たらず、ダフリやトップ、チョロのミスばかり。そんなときはどうやってスイングしたら分からずパニック状態になりやすい。ラウンド経験が少ない初級ゴルファーに多い悩みだが、「打つ前の素振りでちょっとだけ工夫すればミスをかなり防げるようになりますよ」と吉本舞コーチ。

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/東京ゴルフスタジオ

練習場ではボールに当たるようになっても、コースに出ると練習場のように上手く打てないことが多いですよね。

コースでは同じ場所から打たないですし、1球1球が勝負です。それに練習場のような平らな場所ばかりとは限らないなど難しい要素が沢山ありますが、ナイスショットが出ないままだと誰でも頭が真っ白になってしまうのも当然でしょう。

当たらないから何とか当てようとしても、これが上手くいかない。悪循環をたどる一方でパニックに。ボールに当たらずいろいろなミスが出てしまうのはスイングの軌道とインパクトの打点が大きくズレているためです。

初級ゴルファーの多くが苦手にしているフェアウェイウッドを例にして説明しましょう。ボールが上がらないと、ほとんどの方は自分で上げようとします。するとダウンスイングで上体が右に傾き、クラブヘッドが早く落ちてボールの手前側の地面を叩いてしまうことになります。

またボールを上から叩こうとしてダウンスイングの軌道が急角度になりすぎてはインパクトが詰まってクラブがスムーズに振り抜けなくなります。