狭いホールのティショット、どう打てばいいの?「見極めること」「割り切って考えること」がスコアメイクにつながる

スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル&マネジメント VOL.61 マネジメント編

2024/03/16 ゴルフサプリ編集部



90切りを達成する条件の一つに、自分にとって都合のいい状況をなるべく多く作り出すことがあげられる。ミスが出にくいクラブ選択やネガティブな思考を消すなど、すぐにできそうなことなら直ちに実行してみよう。80台のスコアはもうすぐだ!

ゴルフトゥデイ本誌621号/68〜69ページより
取材・構成・文/三代 崇 イラスト/庄司 猛

フェアウェイが狭いならレイアップすればいいという考え方もありますが、それも状況次第です。300ヤードくらいの短いパー4で両サイドがOBという場面ではティショットをUTで打っても残りが120ヤード前後となるからいいとしても、狭いホールが短いとは限りません。

400ヤードを超える長いパー4でも狭いホールはいくらでもありますよね。そこでドライバーを3番ウッドに持ち替えても大差はないでしょう。安全第一なら5番ウッドやUTのほうが確率は高いですが残りの距離が長くなってしまう。「フェアウェイに運べなくても全然OK」と判断したらドライバーで気持ちよくスイングするのがベストだと私は思います。

飛びすぎると落とし所付近のクリークやバンカーにつかまってしまうリスクがある場合は、そこまで届かないクラブを選択してレイアップするのが正解といえます。要はその場面でレイアップする意味があるかどうかの的確な判断力がスコアメイクにつながるのです。