ティショットはフェアウェイの真ん中には打たない? シングルさんはホールを左右に分けて見ていた
ティショットはフェアウェイをキープできたら最高だが、リスクを避けることも考えなくてならない。
ホールの状況次第ではドライバーで打たない作戦も必要になってくる。
GOLF TODAY本誌 No.622/27〜28ページより
構成/三代 崇 写真/相田克己 イラスト/庄司 猛
協力/横浜カントリークラブ
*アマチュアにはボランデイアで指導していただいています。
フェアウェイが広くて左右に池やバンカーなどのハザードが無ければドライバーで気持ちよく飛ばせますが、大抵は右か左のどちらかにOBやバンカーなどがあるもの。私は最初にフェアウェイの真ん中から左右に分けて安全なサイドにターゲットを絞ります。右にバンカーがあれば左サイドに自分の陣地を置きます。左サイドがOBなら右サイド狙いです。「フェアウェイの真ん中には打たない=右か左のどちらかに決めて打つ」ということです。
スライサーの方も左サイドを狙うのがいいと思いますが、それでもスライスが出てしまう不安があるなら右に飛んでもバンカーまで届かないクラブを持てば安心して打てるでしょう。それでは2オンできないじゃないかと思うかもしれませんが、ティショットのリスクを避けるためにUTなどのクラブを選択したなら3打で届けばいいと考えるべきだと思います。距離の長いパー4と同じ思考というわけです。
安全なサイドに打つのは方向に対するジャッジメントですが、ハザードを避けて通るという意味ではタテの距離のジャッジメントも重要な意味を持つのです。