パー5でダボやトリを叩いちゃう!  原因は状況に適さない番手選択かも

スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル&マネジメント VOL.62 マネジメント編

2024/04/26 ゴルフサプリ編集部



相田みつを公ではないけれど、「バーディが取れることもあれば、ダボを叩くこともあるさ。にんげんだもの」。そんな気持ちでプレーできたらラウンドがもっと楽しめそうな気がしてくる。

ゴルフトゥデイ本誌622号/76〜77ページより
取材・構成・文/三代 崇 イラスト/庄司 猛

パー5ホールの場合、ロングショットで距離をできるだけ稼いでおかないとパーが取れないと思いがちです。実はこうした思考がミスショットを誘発させています。残り260ヤードの2打目を3番ウッドで飛ばして、成功すれば3打目は30〜40ヤードくらい。そう計算したところが2打目でダフリやトップのミス。成功しても30〜40ヤードが苦手な距離としたらザックリの結果に。そんなパターンを繰り返していませんか?

PWの100ヤードに自信のある人なら、2打目は160ヤードくらいの距離を打っておけば3オン成功の確率が上がります。3回でグリーンに届けばいいのですから、2打目も3打目も無理に飛ばす必要はないですし、ティショットだってドライバーで思いきり飛ばさなくてもいい。パー5ホールはティショットで大ミスするとスコアメイクが苦しくなるので、距離よりも方向優先でクラブを選択するのもアリです。一度ドライバーで打たない作戦を立ててみてください。案外ラクにパーで上がれるかもしれませんよ。