バックスイングはワッグルのつもりでいい! キレイに上げるコツは「自分で頑張らない」
ゴルフコーチ・兼濱開人がレクチャー 初心者から覚える『キレイなスイング』の作り方! VOL7
兼濱開人コーチが初心者にも分かりやすくレッスンする『キレイなスイングの作り方』シリーズ。第7回はキレイなバックスイングを身につけるためのポイントをアドバイス。聞いてビックリ! 実際に試してみればもっとビックリ! 誰が見てもキレイなバックスイングの動きを体感しよう。
構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/学芸大ゴルフスタジオ
初心者の方々は「バックスイングでクラブをどう上げていけばいいか分からない」とよく口にします。これは経験の長いゴルファーにも当てはまることですが、カラダがほとんど静止している状態からクラブがちゃんと動いてくれるかどうか心配になるからでしょう。
クラブを大きく振り上げて行かないとダメと思い込んでいる方も多くいます。結局バックスイングの動きが気になって、過剰な動きになってしまっているのです。
ボクが思うにはトップの位置のイメージが高すぎるために、「クラブをここまで上げなくちゃ!」という意識が生まれやすいのではないでしょうか。
だからバックスイングの始動のエネルギーが必要以上に大きくなりすぎて手や腕に余分な力が入ってカラダが硬直し、クラブがスムーズに上がっていかないのです。
カラダが伸び上がったトップではキレイなカタチには見えませんし、ダウンスイング以降もキレイな動きでクラブを振ることもできません。