5番アイアン、使ってますか。1ラウンドで1度も使わない番手があるのは良い?悪い?

2024/05/11 ゴルフサプリ編集部 宮川岳也



ラウンド時に携行できるクラブの本数は14本以内と決まっているけど、14本中、使わないクラブってありませんか? たまたま出番がないのならいいけれど、打てないからというのなら、ちょっともったいないですよ。
写真/ゴルフサプリ編集部

「1年ほど前から11本でラウンドしてるんです、僕。クラブが少ないせいもあると思うんですけど、ラウンドするときはまず間違いなく、11本、すべてのクラブを使います。
それでふと、自分みたいにすべてのクラブを使用する人って少数派なのかなぁと思って、編集部のみんなに訊いてみたんです。
すると3番ウッドとか5番アイアン、6番アイアンはめったに使わないっていう人がけっこういて…。それで使わないクラブがあるセッティングって、なんか問題あるんじゃないって思ったんですけど、どうなんでしょう…?」

先日、ゴルフサプリ編集部ののKさんからこんな連絡が来ました。

ラウンド時に使用するクラブ(番手)は状況(ライなど)や戦略(コースマネージメントなど)によるため、たまたまその日のラウンドでは使用する場面や機会がなかった、というクラブがあっても問題ありません。

例えばすべてパーオンしたら、グリーン周りからアプローチショットを打つ機会がないわけですから、AWやSWなどを使用しないこともあるでしょう。

またアベレージゴルファーのなかにはバンカーショット時のみ使用するクラブを携えている人がいますが、バンカーショットの機会がないラウンドでは、そのクラブは使用しません。そのため「今日はサンドウェッジの出番はなかったなぁ…」ということもあるでしょう。

問題、とまでは言いませんが、「打てないから使用しない」「どうせ当たらないから使わない」というクラブがあるのは、いかがなものかと思います。
打てない、当たらない、だから使用しないというクラブは荷物になるだけなので、いっそのことバッグから抜いて、シンプルなクラブセッティングにしましょう。そのほうがクラブ選択の迷いがなくなります。