【打てないから使わないクラブ】はバッグから抜いてシンプルなセッティングにしましょう

「1年ほど前から11本でラウンドしてるんです、僕。クラブが少ないせいもあると思うんですけど、ラウンドするときはまず間違いなく、11本、すべてのクラブを使います。
それでふと、自分みたいにすべてのクラブを使用する人って少数派なのかなぁと思って、編集部のみんなに訊いてみたんです。
すると3番ウッドとか5番アイアン、6番アイアンはめったに使わないっていう人がけっこういて…。それで使わないクラブがあるセッティングって、なんか問題あるんじゃないって思ったんですけど、どうなんでしょう…?」

先日、ゴルフサプリ編集部ののKさんからこんな連絡が来ました。

ラウンド時に使用するクラブ(番手)は状況(ライなど)や戦略(コースマネージメントなど)によるため、たまたまその日のラウンドでは使用する場面や機会がなかった、というクラブがあっても問題ありません。

例えばすべてパーオンしたら、グリーン周りからアプローチショットを打つ機会がないわけですから、AWやSWなどを使用しないこともあるでしょう。

またアベレージゴルファーのなかにはバンカーショット時のみ使用するクラブを携えている人がいますが、バンカーショットの機会がないラウンドでは、そのクラブは使用しません。そのため「今日はサンドウェッジの出番はなかったなぁ…」ということもあるでしょう。

問題、とまでは言いませんが、「打てないから使用しない」「どうせ当たらないから使わない」というクラブがあるのは、いかがなものかと思います。
打てない、当たらない、だから使用しないというクラブは荷物になるだけなので、いっそのことバッグから抜いて、シンプルなクラブセッティングにしましょう。そのほうがクラブ選択の迷いがなくなります。

日頃、アベレージゴルファーと接していて、持っているけど、使用頻度が少ないクラブのNo.1は3番ウッドだと感じます。
3番ウッドはロフト角が15度前後で、レングス(長さ)が43インチ以上あり、14本の中でもっとも打つのが難しいクラブといえます。
ティアップして打つならまだしも、芝の上から打つには、それなりのスイングが求められるため、打てないクラブ、当たらないクラブ、使用しないクラブになるのも仕方がありません。

でも、持っているのに、打てないから使わない、というのはもったいないので、練習を積んで打てるようになりましょう。
3番ウッドや5番アイアンなどの少し難しいクラブは練習してもなかなかナイスショットが出ないため、練習がつまらなくなるのは理解できます。でもそこをちょっとガマンすれば、ラウンドするときに役立つことが必ずあるはずです。
また長い番手が打てるようになると、その下の番手がとてもやさしく感じるので、自信をもってショットに臨むことができます。

文・宮川岳也(みやかわ たけや)
ゴルフ雑誌編集記者を経て、フリーランスのゴルフライターへ。USGTFティーチングプロ資格を有し、現在は埼玉県の練習場でレッスン活動も行っている。