プロが21度のクラブを見直し始めた!? アマチュアも見直すのは同じ番手?

鹿又芳典の“推しクラブ” こぼれ話 第19回

2024/06/06 ゴルフサプリ編集部



モンスター級のフィジカルと飛距離を持つ海外のトッププロも、ロフト21度のクラブをUTや7Wにシフトしている。カリスマフィッターの鹿又さんは、この現象からアマチュアが参考にできることをレクチャーする。
写真/Masters 2024

とくに27度のクラブについて議論を深めてみましょう。ウッド型UTだとメーカーによってU5やU6という番手表記になるし、FWでいうと11Wくらいになります。21度が7W、24度が9W、27度が11Wということ。アイアンでいえば、ストロングロフトになっている今は6Iや7Iになります。
27度というロフト帯は、ドライバーのHSが40m/s前後の人にとっては170~180Yのレンジになるでしょう。そのクラブが、しっかりと球の高さが出たりスピンが入ってグリーンを狙えるのか? というところは、コースマネジメントをしていく上で重要なポイントに違いありません。