渋野日向子はバーディ!鶴岡果恋は2日後失格……。先週ツアーで起こった二つのルールをおさらい!

2024/06/06 ゴルフサプリ編集部



全米女子オープン3日目、しぶこにはルールの神様が微笑んだ。(写真は2024年 全米女子オープン 撮影/Getty Images)

「全米女子オープン」ではカップの淵に止まりかけた渋野日向子のボールが「14秒後」にカップインしてのバーディ。また国内女子ツアーの「ヨネックスレディス」では鶴岡果恋が試合から2日後に「過少申告」で失格になった。この二つはなぜ起きたのか。

「全米女子オープン」3日目の14番、渋野の約10メートルのバーディートライはカップの淵で止まったかと思われました。それが約14秒後にカップイン。

ゴルフ規則13.3aでは、ボールがカップのホールにせり出している場合は10秒間待つことが認められています。
さらに「ホールに歩み寄るための合理的な時間」も加えられます。入りそうだからと10メートルに1分もかけるようなことはダメですが、普通に歩み寄るための時間は「10秒」にカウントされないので「14秒後のカップイン」となったわけです。

ここがパーだと単独2位が3人の2位タイとなっていたので、まさに大きな1打でした。