マレットパターでないとメジャーは勝てなくなるのかもしれない?【トゥーロンさんと国際ギア会議】
あの赤いパターはあっという間に完売!
テーラーメイドではあの「スパイダー」や「300」シリーズを生み出し、2016年からはキャロウェイへ、オデッセイブランドで「Toulon」の文字を目にするようになった。そしてこの度、再び自分のブランドへ。つねにクラブ業界の中心にいて、画期的なプロダクトの仕掛け人でもあるショーン・トゥーロン氏とゴルフクラブの「いま」について話し合った。
――遅くなりましたがザンダー・シャウフェレ選手、全米プロ選手権優勝おめでとうございます! 彼のパターについて教えてください。
トゥーロン:シャウフェレ選手の希望受けて、音とか打感とかを重要視しまして。削り出しのパターを使いたいということで、使っていた「#7」に近い「ラスベガス」のヘッドで作りました。彼のパターにはフェース面に「ディープダイヤモンドミルド」というパターンを施しています。そうすることでやわらかいタッチが出る。それ以外に赤い色、レッドカラーがいいということなので特別に作らせてもらいました。