ドライバー長さ46インチは長すぎる!?【長くて軽くて軟らかい】時代は終わりかも

石井良介のゴルフ・すべらない話:第31回

2024/07/03 ゴルフサプリ編集部



石井良介の一面を一人語りという形でお届けする連載企画「石井良介のゴルフ・すべらない話 というお話です。今回は、現代的なドライバーの長さ・重さ・軟らかさは、本当に扱いやすく、打ちやすいのか? というお話です。
写真/ゴルフサプリ編集部

キャロウェイからヘッド体積340ccの、いわゆるミニドライバーが出て、テーラーメイドと揃い踏みになりました。僕はこのところ、ずっとテーラーメイドのバーナーミニを気に入って使っています。フェアウェイが狭いゴルフ場や、飛ばさなくていいホールで、プレースメントするためのクラブとしてとても重宝するからです。

バーナーミニのシャフトは何の迷いもなく70グラム台のXで、長さは44インチです。この数字だけを見ると重くて硬い印象で、よほどのパワーヒッターじゃないと使えないと、みなさんは思うでしょう。実際、45インチ台だとこのシャフトは重くて硬くて、全く振り切れなくて、正直、持て余していました。でも、1インチ短い44インチでバーナーミニに刺さっていると、とても振りやすく、硬くて打てない感じなど皆無。練習しながら「同じシャフトなのに1インチ程度短くなっただけで、人は打ちやすく感じたり、打ちづらく感じたりするんだなぁ」と面白く思っていました。

そんな折、ブリヂストンとタイトリストでクラブ開発やプロ担当など、あらゆるジャンルで活躍され、今は独立されているダグ三瓶さんを『試打ラボしだるTV』にお招きしてお話をうかがう企画がありました。ゴルフサプリの中にも三瓶さんのコラムがあるので、ご存知の方も多いでしょう。