ドライバーで飛ばすなら、ワキは締めずに絞る!【押尾紗樹飛ばせるヒミツ】

ドラコン三連覇の女王・押尾紗樹が377ヤード飛ばせるヒミツ|第6回 飛ばないアマチュアの勘違い

2024/07/31 ゴルフサプリ編集部



現役ドラコン選手として、日本選手権3連覇中の押尾紗樹は、レッスンコーチとしても大人気。この連載ではアマチュアが飛距離アップできるポイントを教えてもらった。

GOLF TODAY本誌 No.626/108〜109ページより

私のレッスンを受けにくるお客さんでも「ワキは締めないといけない」と思っているアマチュアゴルファーはすごく多いです。たしかに、アイアンやウェッジのコントロールショットやハーフショットではワキを締める意識は大切でしょう。でも、ドライバーで飛ばすにはワキを締める意識はNGです。

ワキを締めると両ワキに力が入ってしまってトップが低くなってしまう。その結果、横振りになってヘッドスピードが上がらない。よく右ワキにタオルやヘッドカバーを挟んでボールを打つ練習をする人がいますが、飛距離アップの練習としてはオススメしません。ドライバーではトップで右ワキが開いているのが正しい姿勢です。

だからと言って、ワキがユルユルになってしまうと腕が横方向に動いてしまう。理想はワキを軽くシボっていること。私の感覚としてはアドレスで両ヒジが体に軽く触れるくらいにキュッとシボった感じです。

そうすると、ヒジが下を向いて両腕の三角形もキープしやすくなりますし、ワキに力が入りすぎないのでトップが高くなります。