アイアンのダフりが止まらなくなったらベタ足でスイングしよう!【勝又優美・アマチュアの悩み解決】

JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解決してきた「生徒さんから相談が多いゴルフの悩み」Case.31

2024/08/13 ゴルフサプリ編集部



アイアンでダフりが止まらなくなるとスコアメイクはかなり厳しい。ダフりでその日のゴルフを台無しにされないためには、左腰のスライドに着目してみよう。このスライドが悪さをしてダフりが起こっているからだ。
写真/相田克己

今回紹介させていただくのはゴルフ歴 8年、42歳のIさんの例。テーマはアイアンのダフりです。番手を問わずアイアンでダフることが多いというIさん。とりわけ、グリーンを捉えればパーオンのショットやショートアイアンやウェッジのショットなど、チャンスの時に起きやすいということでした。

スイングを拝見すると、ややカット気味の軌道。どちらかといえば上からヘッドが入る傾向なので、取り立ててダフりが出やすいというわけではないようでした。ラウンド中にたまたまダフったところが撮れた動画を見せていただきました。

そこで気になったのは腰のスエー。気持ちがグリーンに行くせいでしょうか、ダウンスイングで腰が左に流れて左腰が浮いていました。左腰が浮くと必然的に右肩が下がります。それに加え、Iさんはダウンスイングで手首の角度が解けるアーリーリリースになっていたので、2つの合わせ技でクラブが手前に落ちてダフっていたのです。