ヒール側にボールを置いてトゥで打つ! しつこいシャンクはショック療法で治す【勝又優美・アマチュアの悩み解決】
JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解決してきた「生徒さんから相談が多いゴルフの悩み」Case.35
ラウンド中や練習中に突然シャンクが出て止まらなくなったら、思い出してほしいショック療法的な解決策をJLPGAティーチングプロ・勝又優美が解説!
写真/圓岡紀夫
今回は70代のHさんと30代女性のMさんのお二人が共通して抱えていた症状を紹介します。お二人とも平均スコアが90台のアベレージゴルファー。Hさんはキャリア40年以上、Mさんは同5年ほどですが、アプローチのシャンクで悩んでいました。
シャンクの原因はいろいろですが、HさんとMさんはともにインパクトに向かいながら体が前のめりになって突っ込んでいました。前傾角度が深くなって上体だけが突っ込むのではなく、ツマ先側に体重がかかって全身が突っ込んでいたのです。
こうなるとクラブヘッドがアドレス時よりも前に出て、ヘッドの付け根、ネックにボールが当たってシャンクします。原因は火を見るよりも明らかでした。