ラウンド前はパット練が絶対必要。練習はパットからはじめよう
ショートゲームを制してスコアアップを狙うならスタート前のパット練習は不可欠。シャカリキにショット練習ばかりやってパットを練習する時間がなくなった、なんてもってのほかです。そんな事態を避けるためにもスタート前の練習はパットからはじめる習慣をつけましょう。
スタート前のパット練習で一番大事なのは距離感をつかむことですが、それにはまず次の手順で、その日の距離の基準を作りましょう。
1 練習グリーンでなるべく平らなところを見つけます
2 その場で目をつぶり、繰り返し同じように振れる振り幅を見つけます
3 2の振り幅でボールを2〜3球打ちます
4 打ち終えたボールまでの距離を歩測します
1 練習グリーンではなるべく平らなところを見つけてスタート
2 目をつぶって素振り。繰り返し同じように振れる振り幅=気持ちいいストロークを見つける
3 気持ちいいストロークで2〜3球ボールを打つ。ボールが大体同じところで止まるまでやる
4 同じようなところに止まったボールまでの距離を歩測し、気持ちよく打った時の距離として覚えておく
何度も繰り返し振れる振り幅は、あなたが一番気持ちよく振れる振り幅です。その振り幅で打ったボールは大体同じところまで転がるはずなので、そのストロークで打った距離をその日の基準にします。
仮にそれが10歩の距離なら、平らで10歩のパットは気持ちよく振れば寄ります。8歩の距離や下り傾斜ならやや弱め、12歩の距離や上り傾斜ならちょっと強めに打つ、といったように、気持ちよく打てる10歩の距離のストロークを基準に、打つ距離をコントロールします。
小さなターゲットに向かって打った方が方向性はよくなる
ロングパットやミドルパット、上り傾斜や下り傾斜で大体の距離感がつかめたら方向性を整えます。ワンピン以内くらいの距離から、決めた目標に向かって打つ練習をしますが、おすすめはティを刺し、それに向けて打つこと。練習グリーンではみんなカップをめがけて打ちますが、ティの方がターゲットとしてはるかにシビア。そこに当たるように打てれば方向性はバッチリですし、左右をかすめるくらいでもカップインします。
ラインのチェックも忘れずに。距離感がつかめるとタッチが出ますから、自分のタッチで打ったときにどれくらい切れるかを見ておきます。やり方は、打ったらすぐさまボールの真後ろに動いてボールの転がり方を見ます。打ったままの体勢で見ると正確な曲がり幅がわからないので真後ろに移動するわけです。
もちろん、この傾斜もひとつの指標。グリーンの傾斜は様々ですから、練習グリーンの傾斜でどれくらい切れたかを覚えておき、それを基準にして、さらに大きく切れそうか、切れないかを予測します。こうやることでラウンドでもタッチを合わせることができます。
レッスン:中井学
なかい・がく/1972年4月14日生まれ、大阪府出身。2003年からプロコーチとして活動し、数多くのツアープロの初優勝に貢献。40歳を過ぎてからプロテスト合格を果たし、トーナメント出場。アマチュアレッスンにも定評があり、YouTubeの「中井学ゴルフチャンネル」では登録者約25万人の実績を持つ。


