右カカトの踏み込みから始動するとプラス10ヤード!腰・肩までスムーズに回れる!

ゴルフコーチ・小池正次がわかりやすくレッスン|月1〜2回の練習で飛距離を伸ばす! VOL.5

2024/10/14 ゴルフサプリ編集部



飛距離優先型のレッスンで定評の小池正次がレクチャーする「すぐに飛ばせるようになるコツ」シリーズ。第5回は飛ばしのスイングをマスターするためのテークバックを取り上げる。「スイングの始動で間違えると飛ばなくなりますよ」と小池はいう。飛距離アップに直結するテークバックとは?

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/丸山ゴルフセンター

テークバックとはアドレスの姿勢からスイングを始動させる動きのことですが、ここで間違えてしまうとまったくと言っていいくらい飛ばせなくなってしまいます。

バックスイングの初期動作はそのくらい重要だということを最初に頭に入れておいてください。

さて、あなたはテークバックでどこから動かし出していますか?

クラブヘッドが先かもしれないし、手が先かもしれない。あるいは肩の回転を先行させているかもしれない。頭で考えると混乱してしまいそうで、答えに迷うことでしょう。

結論からいうと、飛ばない人は大概クラブヘッドから動かそうとしています。クラブヘッドが先に動いて手とグリップが動き、それから腰が回り出して最後に肩が回転するといった動きですが、どうして飛ばないかというと手でクラブを上げてしまっているからです。

クラブに引っ張られるイメージで腰が回り、それに連動して肩が回るのは一見正しい動きに見えるかもしれませんが、手の動きが主体となるため実際は腰や肩が十分に回り切らず、バックスイングの捻転が不足しやすくなります。

スイングを丁寧にスタートしようという意識が強いと、手先でクラブヘッドを動かし出す動きにつながりやすいので注意が必要です。