【新連載】スコッティ・キャメロンが好き! これが元祖、「クラシックシリーズ」って知ってる?
CAMERONパターを中古クラブ専門家が紐解く VOL.1
1993年マスターズ、ベルンハルト・ランがーが使用し、優勝したことでパターの歴史が大きく動いた。(写真は1993年マスターズ 撮影/Getty Images)
中古ゴルフクラブ業界に携わっって30年の“中古クラブ専門家・中山功一”が、旬な中古クラブ情報や購入時に参考となる豆知識などをお届けするコラムです。今回から複数回に分けて、歴代のスコッティ・キャメロンパターについてお話します。
私が店舗で働いていた1991年頃のことです。アメリカのバイヤーがキャメロン氏のパターを持って日本にやってきました。
バイヤーは、「このパターはこれから売れるよ!」と言って、キャメロンパターを私に見せました。初めてS.キャメロンパターを見た時には、仕上げが美しく、打感も良く、バイヤーが言うように売れそうなパターだなぁと感じました。
しかし、価格が高かったので、「売れるかな?」と半信半疑だったのを覚えています。ですが、そんな心配もよそに、キャメロンパターは“バカ売れ”しました。
クラシックシリーズは5種類が販売されました。ガンブルー仕上げのため、サビが出やすいので中古市場に程度の良いモデルは少ないですが、ご自身でリフィニッシュすることも可能です。