稲見萌寧VS吉田優利!? 渋野や勝も。米女子ツアーは日本勢が熾烈なボーダーライン争い
残り2戦となったアメリカLPGAツアー。最終戦はポイントランキング上位60人のみが出場できるため、今週の「アニカdriven by ゲインブリッジ at ペリカン」がシーズン最後の試合となる選手も多い。そこでは“ボーダーライン”をめぐって日本勢が熾烈な争いをすることになる。
先週ハワイで開催された「ロッテ選手権」では吉田優利が5位。初のトップ10入りで132.5ポイントを稼ぎ、ポイントランキングが132位から100位へと上がりました。
シーズン終了時点のポイントランキングが100位だと来シーズンはかなりの試合に出場可能となることが見込まれます。
それが132位だと、優先出場順位(priority list)のカテゴリーで「Qシリーズの上位25人」「エプソン(下部)ツアーの11~15位」などが優先されることになり、出場順位は「100」近く違っていました。
ルーキーイヤーの今年は15戦で予選通過が「7」と苦戦していますが、「ロッテ」では初めて4日間全てアンダーで回りました。
この好調を続けて、「アニカ」でもポイントを上積みさせたいものです。
一方、「ロッテ」で予選落ちしたことでポイントランキングが98位から103位へと下がったのが稲見萌寧でした。
日本で開催された昨年の「TOTO」で優勝したことでLPGAツアーのメンバーとなりましたが、今シーズンは4月のメジャー「シェブロン選手権」以降は5.2ポイントしか稼げていません。