クラブを買った後、ラウンドでチェックすることはコレ!【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】

2024/11/17 ゴルフサプリ編集部



クラブ選びのスペシャリスト・ダグ三瓶(みかめ)がアマチュアゴルファーへアドバイスをおくるコーナー。新しく買ったクラブを生かすラウンド術とラウンドでのチェック法。今回はドライバー以外のクラブについて。

ニューアイアンを手にする際の一番の理由はなんでしょう? もしかしたら、こちらも「7番アイアンの距離が不足してきたから」という方も少なくないと考えています。

アイアンだから距離は関係ないでしょ? と言っていただける方も増えてきてはいるのですが、やはり、いままで残り150ヤードと言われて、7番で届かかなくなってきたときに、クラブに頼りたくなるという方は減っていないと思っています。

もちろん、長年やっている方ほど、この番手での距離を目安にゴルフを組み立てている方もいらっしゃるので、その距離が変わっていくことでスコアを崩す方もいるかもしれません。

しかしながら、やはり、ここは特定の番手の距離よりもコースでよりスコアアップにつながるためのアイアンの考え方を再考していただけると嬉しいです。

それは何かというと、やはり一番はグリーン上で止まるボールが打てるかどうか?だと考えています。

そして、ここには単に止まるからよい! という話だけではなく、この中に、その番手としての適正のキャリーが打てている、かつ、番手間のキャリー差もきちんと出ているという要素が含まれていと考えていただけると嬉しいです。

特にアイアンを購入する際には、7番アイアンを試打されて購入される方がほとんどだと思います。

練習場では打たれているかもしれませんが、実際にコースで、7番以外の他の番手の距離や球筋がどうなるか? は特に重要な要素だと思ってください。

もしかしたら、7番はいいんだけど、他の番手は方向性がイマイチ、当たりにくいや、思った距離が出ないなんてことが起こるかもしれません。

こういった傾向を知るには、もしかしたら1ラウンドだけではなかなかつかみきれないかもしれませんね。

そういった時に、レーザー距離計なども役に立つでしょう。
コースでは様々な錯覚がありますので、客観的に番手ごとにどの距離まで届かせることができるのかを知っておくのは重要な要素となってきます。

時々、「7番はいいんだけど、8番の方向性が……」なども結構あるあるです。

そういう時は、ライ角なども確認してみましょう。

上記したように、アイアンの場合は、距離の確認をしたり、なじむまでに数ラウンド要することもあると思いますから。その間にライロフトなどをしっかりと整えていくことをオススメします。

アイアンの場合は、それぞれの番手の打ちやすさ、その後、それらのキャリーを把握して、それぞれの番手の差も確認していくとなりますから、結構忙しいラウンドチェックになりそうですね!