3パットが増えたのはパットの調子が悪いせいじゃない? グリーンにオンした位置を思い出してみて!

石井良介のゴルフ・すべらない話:第52回

2024/11/27 ゴルフサプリ編集部



3パットが増えたのはパットの調子が悪いせいではなく、グリーンにオンする位置がピンから遠くなったから!? 発展途上のアマチュアゴルファーにありがちなスコアアップを阻む勘違いを石井良介が解説!

当然のことながら、ラウンドで起こる問題はレベルに応じて変わってきます。例えばアマチュアあるあるで、ショットがある程度打てるようになると、それまではグリーンに乗らなかった距離から乗るようになります。

そこで何が起こるかというと3パットが増えます。乗るには乗ったけれど、グリーンの端に引っかかったり、カップから遠いところに乗るのでロングパットが増えるため、3パットする確率が高くなるというわけです。

そうなるとみんな「最近、パターの調子が悪いんだよね」などと言いはじめます。それまではグリーン周りからアプローチして2パットだったのが、グリーンの端から3パットになっただけで本質はあまり変わっていないんですが、パットが悪くなったとカン違いしてしまうのです。

まあ、それでロングパットを練習する分には、向かうべき方向は間違っていないので問題ありません。ただ、スコアカードのパットの枠に「3」と入ると嫌な気分になるので、ラウンドでそれが起こるとショットでピンを狙ったり、ロングパットを狙いにいきます。でも所詮は自分ができないことに手を出すわけですからスコアを崩す。ということで、一にも二にもカン違いしないことが大事です。