ユーティリティの定番ロフト25度。ほとんどのミスがトップだった!? その原因は重さにアリ!
オグさんがお答えします!
ロフト25度のユーティリティでグリーンを狙った時、オンしたと思ったらボールが止まってくれずにこぼれてた…なんてことはないですか? 実は「たまにそうことがある」「高さが出ないんだよね」と思っているゴルファーは意外と多いようです。クラブフィッターのおぐさんこと小倉勇人史は「それって技術的な問題ではなく、重さが要因だと思うんです」と言う。一体どういうこと? 解決策を解説してもらおう。
オグさんです。今回は、ユーティリティについて。お助けクラブの代名詞といっても過言ではないユーティリティ。特に25度前後のロフトの番手は、多くのゴルファーがロングアイアンの代わりとして愛用されています。確かにロングアイアンの代わりとして使用するには、少々打点がズレてもボールはそれなりに上がってくれますし、適度な飛距離も出てくれます。しかしそのクラブの性能を発揮しきれていないゴルファーが多くいらっしゃいます。本来ならば、25度のユーティリティであれば、ほとんどのモデルでロングアイアンの距離をキャリーで達成し、グリーンに直接ランディングさせても止めることのできる性能を持っているはず。
しかし、その性能を発揮できるゴルファーは非常に稀です。その理由はいくつかありますが、最も大きな理由は、クラブのスペックにあります。もちろん技術的な部分もありますが、技術よりもクラブによって引き起こされているケースの方がはるかに多いと私は感じています。