7Wで球が上がらない人、右肩下がってませんか? ボールの先を打つイメージで上から打ち込んでみて!【勝又優美・アマチュアの悩み解決】
JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解決してきた「生徒さんから相談が多いゴルフの悩み」Case.48
ボールが上がりやすいはずのショートウッド(7W)で高さが出せない人がいる。その原因は「ボールを上げようという意識」があるから。ダウンスイングで右肩が下がって、すくい打ち軌道になっているという人もいるという。JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解説。
アマチュアゴルファーに多いフェアウェイウッド(以下FW)のお悩みを解決するシリーズ第2弾は、Wさん・55歳のお悩みです。Wさんはゴルフ歴23年。平均スコアは92ですが、歳のせいか飛ばなくなってきたということで、新たな武器として7Wを購入したそうです。
ところがWさんいわく「球が上がりやすいということで買ったんですが、思ったより上がらなくて飛ばないんです。クラブが合っていないのかスイングが悪いのかわからなくて…」ということ。さっそく7Wを打っていただくと軒並みハーフトップ。確かに打球は上がっていませんでした。
Wさんのスイング軌道はインサイドアウトで、7Wではヘッドの最下点がボールの手前になる傾向がありました。具体的にはダウンスイングで腰が先行して右肩が下がり、ヘッドがインサイドから遅れて下りてきます。そのせいで、いわゆる地面に“ワンタッチ”してボールに当たる格好でハーフトップになっていたのです。