初めてのフィッティングは早い方がいい! 初心者はセッティングの見直しから相談してみよう
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第179回

フィッティングは上級者がやるものでしょ? そんな誤解を抱いている初心者ゴルファーは多い。フィッティングは、スイングに合わせてゴルフクラブやシャフト、スペックを選ぶこと。ということは、初心者ゴルファーこそ、フィッティングをするべきなのだ! ゴルフライター・T島と大蔵ゴルフスタジオのフィッター・金子氏が語り合います。
今回のお題はフィッティングです。フィッティングは上手くなってから! と思っている方が多いですが、100が切れないと悩んでいる方とか、めちゃくちゃフィッティングはしたほうが良いですよ。
そうなんですよね。スイングが固まってから! なんておっしゃる方が多いんですけど、シャフトの好みは上手くなっても変わらないです。
上手くなったからといって、ヘッドスピードが極端に上がる人もあまりいないし、振りやすいクラブを使ったほうが良いと思うけどな。
そうですね。フィッティングでは現時点の課題を克服しつつ、将来の伸びしろを活かせるセッティングを見つけていきたいですね。
できれば14本フィッティングしたほうがいいけど、予算のこともあるから、まずはスコアアップを妨げる1本を改善してみるのもいいかも?!
例えばドライバーを見直すとか、地面から確実に飛距離が出せるクラブを入れてみるとか、ですね。
ドライバーのシャフトだけ見直すだけでもすごく変わ。そうしたら、次はどのクラブを変えればいいか優先順位をつけられるから、フィッティング未体験の方は一度受けてみてほしいですなぁ。
そうですね。フェアウェイウッドが打てないという悩みだと7Wを入れてみるとか、ロフト角の大きいUTを入れてみるとか。困った時の1本があるだけで、ゴルフの内容がかなり変わります。
残り距離が200ヤード超えだから3Wを持つとかは、シングルさんの発想です。確実に170ヤードぐらい打てると、ガードバンカー手前からアプローチできるので大叩きしなくなりますよね。
あとバンカーが苦手という方は、バンカーを重視したウェッジを入れてみるとか?
良いね。バンカーが怖くなくなると、バンカーに入らない法則が発動するかも。
怖いところ、嫌なところにボールが飛んでいく法則ですね。