「ペブルビーチ」で優勝のマキロイ、そこにTGL創設者の意地を見た!

ぺブルビーチ・プロアマに優勝2日後にフロリダへと移動しTGLに出場。かなりの強行軍だった。(写真/TGL)
先週のアメリカPGAツアー「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」はローリー・マキロイが逆転優勝でツアー通算27勝目を挙げた。木曜日からの試合を前に火曜日にはフロリダでTGLに出場し、その後アメリカ大陸を横断して西海岸のペブルビーチへ。そして試合2日後も火曜日にフロリダでTGLに出場した。過酷な移動をしながらも結果を出したのは、創設者の意地ともいえるものだった。
マキロイは1打差の2位からスタートした「ペブルビーチ」で最終日のスコアは66。バックナインは1イーグル、3バーディーの31で回る圧巻のプレーで逆転優勝しました。
カリフォルニア州で行われたこの試合の開幕2日前にはボストン・コモンゴルフの一員としてフロリダ州で開催されたTGLで、タイガー・ウッズがいるジュピター・リンクスGCとの注目カードに出場しています。
TGLが行われたのは火曜日の夜。木曜日からの「ペブルビーチ」に備えて水曜日は練習ラウンドをする必要がありますから、すぐに大陸を横断しました。
「ペブルビーチ」はTGLの期間中に開催されるPGAツアーの試合としては 最も移動距離が長く、飛行機に乗っている時間だけで6時間ぐらいはかかります。
ちなみに羽田、または成田空港からハワイのホノルルまでの所要時間が7時間弱。
6時間でも概ねベトナムやタイまでいくことができる、というとハードさがわかりやすいでしょうか。
さらに「ペブルビーチ」後もすぐにフロリダへの移動ですので、合計で12時間ぐらいは飛行機に乗っていたことになります。