クリーブランド「RTZ」スピンと打感にこだわり過ぎて素材まで開発しちゃったウェッジが気になる!

気になるギア|クリーブランド RTZ ウェッジ

2025/02/19 ゴルフサプリ編集部



新製品はもちろん、ツアーでプロが使って話題のものや、ゴルフショップで売れ行き好調など、気になるギアを実際に試して、その使い心地を素材や設計の特徴とともに紹介。今回は、クリーブランド「RTZウェッジ」を取り上げる。

GOLF TODAY本誌 No.633 104ページより
取材・構成・文/大塚賢二
撮影/相田克己
協力/サザンヤードCC(茨城県)

「RTZ」の最大の特徴は「Z-ALLOY」と名付けられた新合金。従来よりも10%軟らかく比重も軽いと言う。

それだけ? と思うかも知れないが、軽比重と言うのはウェッジの設計において恩恵が大きい。これまでであればヘッドのどこかの重量を増やそうと思えば、どこかを薄くする必要があったが、軽比重であれば他の部分を薄くすることなく、狙ったところを厚くすれば重量配分を変えられる。

ヘッドサイズや打感は変えずに慣性モーメントを高めることが可能となった。ウェッジであれば、距離とスピンの安定性を向上できる。その他にも構造や溝にまでこだわり抜いたウェッジに仕上がっている。

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