大慣性モーメントドライバーと相性の良いフックグリップ。相性の良いスイングタイプは?
勝又優美は見た!「そのスイング改造、いりません」Case.8

これまで大勢のゴルフ大好きおじさんたちをレッスンしてきた勝又優美コーチが見てきた「本当は必要のなかったスイング改造」と、その解決方法を紹介するシリーズ。ゴルフが好きだからこそ陥りがちな”スイング改造の落とし穴”。今回のテーマは「フックグリップ」。昨今さまざまな理由で取り入れるゴルファーが多いグリップスタイルだが、万人向けというわけではなさそうだ。
昔からボールがつかまりやすいと言われるフックグリップ。アドレスで左手の甲が見える感じで、かぶせ気味に握るスタイルです。昨今はヘッドが返りづらい大慣性モーメントのドライバーが普及したこともあり、多かれ少なかれ、ややフックに握るゴルファーが増えています。つかまりやすいフックグリップで握り、フェースターンを抑えて打つというわけです。