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昨年9月に発売され大ヒット中のFRZに続き、いよいよ5月発売予定のフォーティーンの新作ウェッジFR-5。モデル名のFRはFRZと同じくFOURTEEN REVOLVE PROJECTから生まれたことを示しているが、数字の「5」は何を表しているのか。フォーティーン企画部の池田純氏がFR-5の開発コンセプトについて、開発部の黒澤康孝氏は機能について語ってくれた。

企画担当の池田氏によるとFR-5はRM-αの後継として位置付けられているそうだ。

「スコアでいえばベストが80台くらいでこれからシングルを目指すようなゴルファーをターゲットにしたウェッジです。プロモデルのFRZやRMよりもちょっとやさしいけれど、DJシリーズのようないわゆるお助けモデルとも違います」（池田氏）

今回、モデル名をアルファベット2文字プラス数字1文字としたのは、性能を感覚的にイメージできるようにするためだ。

「MT-28、RM、FRZなどフォーティーンのウェッジはこれまで製品ごとにその都度名前が付けられていました。フォーティーンの歴代ウェッジに詳しい人ならともかく、最近フォーティーンに関心を持っていただいた人からは何が何だかわからないという声もけっこうありました。そこで、ユーザーが選びやすいように今後作るモデルはアイアンのように数字でターゲットを明確にすることにしたのです。FR-5はFourteen Revolveプロジェクトから生まれたウェッジのど真ん中のモデルという意味です。アイアンでいえばTB-5と同じポジションと考えてもらえば分かりやすいと思います」（池田氏）

つまり、TB-5がちょうどいい、あるいはTB-5が気になっているゴルファーならまずは無条件にFR-5を試すべきである。