クラブがすっぽ抜けて池にドボン! これって回収してもらえるの?

“池ポチャ”といえばボールを池に入れてしまうことですが、ボールならぬクラブが池ポチャしてしまったらどうなるのか。ゴルフ場が回収してくれる? それとも弁償してくる? めったに起こることではないと思いますが、予め知っておいた方がいいかもしれませんよ
ラウンド中に「クラブがすっぽ抜けて飛んでいってしまった」なんて話は、あまり聞いたことがありませんよね。ゴルフクラブには滑らないようにグリップが装着されているし、ほとんどのゴルファーはグリップ力が高まるようにグローブをはめているので、よほどのことがない限りクラブは飛んでいかないものです。
ただ、全くないとは言い切れません。現に初心者の中には、練習場でクラブを飛ばしてしまう人がいますものね。
さてさて、すっぽ抜けたクラブが池にドボンと入ってしまったらどうなるか?
結論からいうと、池に入ったボールと同じで、池の縁のすぐそばに落ちていて、しかも池の底が浅いなど、クラブが拾える状況ならセーフ。ただし、池の縁から遠くに飛び込んでしまい、しかも底が深い場合は、そのクラブはどんなに高価であっても諦めるしかありません。
「えっ!? ゴルフ場が回収してくれないの?」と思う人がいるかもしれませんが、数メートルの底に沈んだクラブを回収しようと思ったら、ダイバーにでも頼まなければ無理。「10万円で買って、まだ数回しか使っていない」と主張しても、ゴルフ場がそれに応じてくれることはまずないと思っていいでしょう。
ゴルファーの中には、「クラブが落ちても拾えるように池を作っておくべき」「あそこに池を作ったのはゴルフ場なのだから弁償するべき」など、コースにかけ合う人もいるようですが、これは単なる“いちゃもん”に過ぎません。どんなに高価なものであっても、「入れたアナタの責任です」ということになるのです。