あえて“アナログ的手法”をとる「CAT Ladies」最終日に大混戦を制するのは誰?

2025/08/23 ゴルフサプリ編集部



日本女子ツアー「CAT Ladies」2日目(23日、神奈川・大箱根CC)は2年ぶりの優勝を狙う櫻井心那が通算9アンダーで首位。1打差に鈴木愛が続き、2、3、4打差にそれぞれ3人が並ぶ混戦となった。この大会では運営であえて“アナログ的”な手法を取っている。
写真/GettyImages

この日のプレーを終えた選手たちの口からは「グリーンが硬くて、速くて大変です」との声が多く聞かれました。

データを見ても、この日プレーした102人がパーオンしたホールでの平均パット数が「2」を超えたホールが2つ。初日にも1ホールありました。
ちなみに先週の「NEC軽井沢72」では大会3日間で1ホールもなし。パーオンして2パットだとバーディーは取れないことを意味しますから、ツアープロともなれば平均で「2」は切りたいものです。

グリーンの形状やカップがどこに切られるかという条件の違いがあるとはいえ、この数字には選手たちが苦労していたことが表れています。

ところが、そのグリーンについて大会からは速さを示す「スティンプ」も、硬さを示す「ファームネスメーター」も公表されていません。
(とんでもないスピードや速さにならないように計測はされています)