「日本女子プロ」の舞台、大洗GCは井上誠一が「夢の園」と評した土地だった!
先週の国内メジャー「ソニー日本女子プロ選手権」の舞台は、茨城県の大洗ゴルフ倶楽部だった。女子ツアーのトーナメントは初開催となった名門コースは、設計家の故井上誠一氏が「夢の園」と絶賛した土地に造られた歴史があった。
戦後間もない頃、井上氏は現在の大洗GCの敷地を通っていた鉄道に乗っていて、そこから目に入った車窓に目を奪われたそうです。
太平洋岸の防風、防砂林として広がる松林と適度な傾斜。その景色に「ここにゴルフ場を造れたらどれだけ素晴らしいことか。ここは『夢の園』」と思ったのだそうです。
その数年後、夏は海水浴客で賑わうものの、それ以外の時期の活性化。さらに戦後の混乱で整備が十分ではなかった松林の自然環境保全のためにゴルフ場を造ろうということになりました。