ゴルフボールが木の枝に引っかかって落ちてこない!? こんなときどうする?
ゴルフのルール&マナー
ボールが右の林の方向へ。林を突き抜けるほど曲がっていなかったので、どこかにあるはずだと思って探していたら、なんと木の枝の上にボールが。頻繁にあることではありませんが、そういう経験をしたことがあるという話はたまに聞きます。こんなときはどうすればいいのか? パニックにならないようにしっかり覚えておきましょう。
林の中でボールを探したけれど見つからない。「あるはずなんだけどな」と思ってふと上を見上げるとボールが木の枝の上にちょこんと乗っている。こんなとき、ほとんどゴルファーはボールを見つけたことでホッとするようですが、ここからの処置を間違えると、ちょっと厄介なことになるので注意しましょう。
ボールを見つけたあとまずやるべきは、そのボールが自分のボールかどうかを確認することです。色、メーカー名、番号……。目線の少し上ぐらいまでの高さならある程度確認できると思いますが、高くなればなるほど確認は難しくなるもの。しかし、それが自分のボールであることをハッキリと確認できなければ、アンプレヤブルの処置をすることはできず、ロストボールになってしまいます。
目視で確認できない場合は、レーザー距離計など距離測定器を使ってもOK。しっかり確認作業を行ってください。
この時点で自分のボールであることが確認できない場合で、もし木を揺するなどしてボールを地面に落とせるときは、その処置をとってもかまいません。以前は、同伴競技者にアンプレヤブルの宣言をしてからそれをしなければいけなかったのですが、現行のルールでは勝手にボールを落としてもルール違反にはならないのでご安心を。ただし、クラブで枝を揺すったりするのはダメですよ。