モーダス105と950ネオはどっちが硬い? どっちがしなる? 吉本巧がわかりやすく解説!
吉本巧のゴルフギア教室 第91回
人気のスチールシャフト「N.S.PRO MODUS3 TOUR 105(以下モーダス105)」と「N.S.PRO 950GH neo(以下950ネオ)」。どちらも“カルカタ(軽くて硬い)”シャフトの代表格だが、実際には性格がまったく違う。今回は吉本巧プロが、この2モデルの特徴を構造から打ち味まで徹底分析。あなたのアイアンに本当に合うのはどっちか? その選び方のヒントを解説する。
“カルカタ”シャフトのメリットは軽くてスイングしやすいこと。普通は軽いとクラブが暴れやすいですが、この2つのモデルは適度な硬さがあるので挙動が安定しています。そのため操作性も高くて球筋をコントロールしやすい。フェース面、打点ともブレづらいですから一定のインパクトロフトが得られてタテ距離が安定します。また、スピン量も抑えられるので球がフケにくい。必然的にサイドスピンも減って曲がりづらくもなります。
モーダス105は高難度の米ツアーのホールセッテイングを克服するべく開発された軽量モデルでN.S.PRO独自の「NSGS8655V」を使用しています。特徴は先端剛性を高めの設定にしてヘッドスピードアップを図っているところです。
モデル名は105ですが、実際の重量は106.5グラム。感覚的に普通のスチールよりちょっと軽い、という感じだと思います。元調子ですが、イメージするほど手元はしならず先端が硬い。ただ硬くても先端側が軽いので重いとは感じません。弾道はやや低めでフケにくい特性があります。
一方、950ネオは日本シャフトの傑作スチールシャフトN.S.PRO 950GHの進化版で、低重心化、ストロングロフト化、大型化したアイアンヘッドに対応するべく誕生しました。重さはフレックスSで98グラム、真ん中あたりが硬めでしなり感が少なめの中調子です。ただ、やや手元側がしなる傾向なので、どちらかといえば中元調子のような性格だと思います。
軽量にしては全体的に硬いシャフト。アイアンの場合、クラブの自重を利用してスイングするタイプの人もいますが、クラブの重さで打つイメージは出しづらい。弾道はモーダス105と比べるとやや高めになります。双方の特性をまとめたのが以下の表です。