ティアップの高さはボールが芝から少し浮くくらいがベスト! ユーティリティのティショットを成功させるコツ

オジサンだって、まだまだ飛ばしたい!【人気コーチ・大西翔太のFW&UTアイアンの飛距離アップレッスン!】

2025/11/10 ゴルフサプリ編集部



ドライバーだけでなくフェアウェイウッドやユーティリティ、アイアンもしっかり飛ばしたい! そんなシニア世代のゴルファーたちに大西翔太コーチが飛ばしのコツをアドバイスするシリーズ。第12 回はユーティリティのティショットを成功させるコツをレクチャー願った。

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/船橋カントリークラブ

ユーティリティは基本的にはセカンドショットでちょっと距離が欲しいときに使いますが、ティショットにも活用したいクラブです。

女子プロの多くは160~170ヤード以上のパー3ホールではユーティリティをよく選択します。5~6番アイアンよりもボールが上がりやすく、やさしく打てるというメリットを活かしているのです。

フェアウェイが狭いホールのティショットでもユーティリティが強い味方になってくれます。レイアップにはドライバーの代わりに3番ウッドや5番ウッドを持つのもいいですが、確実にフェアウェイをキープするにはユーティリティまで番手を下げましょう。

ユーティリティのレイアップショットも、パー3でグリーンを狙うショットも一緒とはいえ、レイアップショットの場合は狭いフェアウェイを狙うわけですから、しっかりと「狙い打ち」して成功させることが大前提です。OBを避けるのは当然として、ボールを大きく曲げてフェアウェイを外したり、右や左のバンカーに入れたりしてはレイアップした意味がなくなってしまいます。

レイアップショットの成功率を上げるには、まずはティーイングエリアの平らな場所を見つけましょう。

自分の打ちたい球筋で立つ場所を変えるのがいいといいますが、一番大事なのはフラットな場所に立って構えることです。平らな場所に立つという意識が欠落しているゴルファーがあまりにも多いので、そこは十分に気を配ってください。