買ってからが”本当の試打”ってどういうこと? “クラブ選びの成功率を上げる方法を考えてみた
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第217回
練習場やインドア試打、コース試打と、あらゆる条件で試打することが増えた今の時代。 それでも「試打では良かったのに、コースではイマイチ…」という経験をしたゴルファーは少なくありません。 今回は、ゴルフギアライターのT島氏と、大蔵ゴルフスタジオのクラブフィッター金子氏が、クラブ選びをテーマに語ります。
練習場とインドア試打、コース試打と、いろいろ試す機会が多い私ですが、最終的に「買ってコースで打たないとわからない」という、元も子もない話なんですよね。
フィッティングスタジオの記事とは思えない出だしで少し戸惑っています(笑)。
すみません。私もゴルファーですから、自分のクラブを決める必要があります。試打しても100%成功するかというと、それはまた別の話なんです。
わかります。試打した時は良かったのに、コースでは“あれ?”ということ、ありますよね。
逆もありますよ。試打の印象がイマイチだったのに、実際コースで打ったらすごく良かった、なんてことも。
T島さんは「買ってからが試打」って、よく言われていますよね。
そうなんです。クラブ選びって、まるでドラフト会議みたいですよ。候補を調べて指名しても、実際に“エース”になるかはわからない。結局、成功率を上げる努力が大事なんです。
なるほど。我々フィッターは“スカウト兼コーチ”ということですね。