アイアンが飛ばない人はストロンググリップで握ってみて! フェースの開閉を抑えてパワー効率を上げよう

オジサンだって、まだまだ飛ばしたい!【人気コーチ・大西翔太のFW&UTアイアンの飛距離アップレッスン!】

2025/12/01 ゴルフサプリ編集部



ドライバーだけでなくフェアウェイウッドやユーティリティ、アイアンもしっかり飛ばしたい! そんなシニア世代のゴルファーたちに大西翔太コーチが飛ばしのコツをアドバイスするシリーズ。第15 回はアイアンが飛ばないと悩むゴルファーにグリップの大事なポイントをお教えしよう。

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/船橋カントリークラブ

ドライバーが飛ばせたら最高に嬉しいけど、アイアンだってやっぱり飛ばしたい! だけどキャリーがあまり出ずに、グリーンの手前にショートしてばかり。このままではゴルフの楽しさも半減してしまいますよね。

ドライバーもそうですが、アイアンが飛ばないというシニア世代のゴルファーは左手を浅く握りすぎる傾向が多く見られます。

えっ、だってグリップはスクエアに握るんでしょ? 昔はスクエアに握ってバックスイングでフェースを開いて、インパクトでフェースを閉じながら打つと教わったけど違うの? 皆さん、そんな風におっしゃいます。

ヘッドが小ぶりでフェース面が短かかった昔のアイアンの場合は、フェースの開閉を使ってボールをつかまえたほうがキャリーを出しやすかったので、アームローテーションがしやすいようにスクエアグリップ、つまり左手甲と右手のヒラがターゲット方向を指すように握るという考え方が主流でしたが、今ではウィークグリップでしかないのです。