ティアップをしてはいけないプレーイング4ってあるの? 今さら聞けない特設ティの使い方
ゴルフのルール&マナー
プレーイング4でプレーするとき、「ティアップしてOKだよね?」と確かめながら打つ人って多いような気がします。そして、聞かれたほうも、「多分、OKじゃないの……」と曖昧な返事。果たして、ルール的にはどうなの? 今回は、プレーイング4での決まりについてお教えしましょう。
ボールがOBになったときに使えるプレーイング4(前進4打)。文字通り、前方に設けられた特設ティから4打目としてプレーできるルールで、アマチュアゴルファーの中には「1ラウンドで2~3回お世話になっている」という人もいるのではないでしょうか。
基本的に特設ティの設置場所は、1打罰を加えた3打目のティショットがナイスショットだったときの想定落下地点辺り。パー4の場合は、ピンまで100〜150ヤード、パー5の場合は200〜250ヤードといったところでしょうか。パー4なら上手くいけばダボ、パー5では第4打次第では、ボギー以内で収まる可能性も出てきます。
さて、そのときよく問題になるのが、ボールを打つときティアップをしてもいいかどうかということ。パー5のホールなら、ドライバーで狙える距離が残ることもあるので、その場合はティアップが必要になってきますよね。
実際はどうなのか? ゴルファーの中には、「プレーイング4の特設ティは、ティアップOK」と信じて疑わない人がいる一方、特設ティから打つたびに「ティアップしてもいいんだよね?」と確かめる人もいます。