フェアウェイウッドのシャフトはドライバーと同じでいい? 失敗しない重量・硬さ・キックポイントの選び方を解説

吉本巧のゴルフギア教室 第97回

2025/12/06 ゴルフサプリ編集部



フェアウェイウッドになると急にミスが増える。その原因は、ドライバーとの“シャフトの流れ”が崩れていることにあります。吉本巧コーチが、FWを圧倒的に打ちやすくするための「重量・硬さ・キックポイント」の最適セッティングを分かりやすく解説します。

今回のテーマはフェアウェイウッド(以下FW)のシャフト選び。ドライバーのシャフトにこだわるアマチュアゴルファーは多いですが、FWになるといきなり無頓着になり、気にするのは硬さくらいという感じになってしまう人が多いのではないでしょうか。ここでは今使っているドライバーのシャフトが自分に合っていることを前提に、そのシャフトをベースにした選び方をお伝えします。

理想的なのはドライバーのシャフトと同じモデル、あるいは同シリーズのシャフトを使うことです。パーフェクトではないとしても、淀みない流れのセットアップになりやすいので、まずはここから入るといいでしょう。それでしっくりこなければシャフト探しの旅に出ることになりますが、その際に押さえておかねばならないポイントは3つ。シャフトの重量、硬さ(振動数)、キックポイントです。