【小木曽喬の優勝セッティング】日本シリーズJTカップを制覇した14本

2025/12/09 ゴルフサプリ編集部



2025年の国内メジャー最終戦で、28歳の小木曽喬が初の日本タイトルを獲得した。通算13アンダー、ファイナルラウンド「65」で後続に2打差をつけての勝利を支えた小木曽の勝負クラブの真価を紹介する。

最終戦となったJTカップ(東京都・東京よみうりCC、7002yd/Par70)で小木曽は、最終日に1イーグル・4バーディ・1ボギーの「65」をマークし、通算13アンダーでタイトルを手にした。3人首位で迎えた最終日、伸びやかなドライビングと正確なセカンド、そして冷静なパッティングが光った。

小木曽のドライバーは、「スリクソン ZXi TR ドライバー」(ロフト10.5度)。シャフトはグラファイトデザインの「Tour AD PT」(70X)を使用。メーカーから支給された”まま”使用するのが小木曽流だ。

ダンロップのクラブでは「QTSスリーブフィッティングシステム」と呼ばれるカチャカチャ機能で、「STD」から2目盛分フェースがオープンに調整されている。市販品では「R4」のポジションなので-1.0度オープンなのだが、ダンロップのツアー担当者いわく「目盛ひとつで0.3度になっています」とのこと。このスリーブ部分は、ツアープロ仕様のようだ。