ドライバーで飛ばすなら、振り抜く方向はどっち? ヒントは「テークバック」にあり!

飛距離アップレッスン・一問一答 『ゴルフ飛ばしてナンボ!』の小池正次がゴルファーたちの疑問を解消!

2025/12/23 ゴルフサプリ編集部



飛距離優先型のレッスンで人気の小池正次が、ゴルファーたちの会話に出てくるちょっとした疑問に回答し、飛距離アップをサポートしてくれる新シリーズ。第14回は「ドライバーを飛ばすには、ヘッドをどの方向に振り抜くのがいいの?」がテーマだ。ボールが飛ばないし、曲がってばかりではクラブをどう振ればいいか分からなくなってしまう…。

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/丸山ゴルフセンター

フォロースルーでヘッドをどの方向に出すイメージで振り抜いたらいいか? これは多くのゴルファーがかかえているお悩みです。

「カラダを素早くターンするにはクラブを目標よりも左に振り抜くのがいい」という教えもあれば、「ボールのつかまりをよくしたいならクラブを目標よりも右に振り抜くべきだ」という説もあって、頭が混乱してしまいますよね。

私が考えるには、「クラブをここに振り抜くのが正解!」とフォロースルーだけに限定するのは筋違いですし、問題の解決にはならないでしょう。

ゴルフスイングはカラダの軸を中心にして肩や腰を回転し、ヘッドで円軌道を描くのが大原則です。ヘッドがインサイサイドインのキレイな円軌道を描けたならインパクトゾーンが長くなり、フェースをスクエアにキープしやすくてミート率が劇的にアップします。

クラブを振り抜く位置が分からなくなったら素振りを繰り返しましょう。クラブを続けて振っているうちに軸が安定し、テークバックとフォロースルーが自然に左右対称形となります。

上体の動きに下半身がついてくることが大事な要素ですが、腕と手だけで振り抜く位置を探さないことです。カラダの回転と腕の動きが連動した一連の動きの中でクラブを振り抜く位置を感じ取ってください。