数百枚の中から選んだ「ベストショット」は意外なシチュエーションで撮影

2024年は初勝利から一気に8勝を挙げる圧倒的な強さで日本女子ゴルフツアーの年間女王となり、その勢いで今年から主戦場を移したLPGAツアーでも5戦目の「ブルーベイLPGA」で初優勝。シーズンのポイントランキングでも4位となる活躍をした竹田が18日、都内の富士フイルムホールディングスを表敬訪問しました。

訪問前にはフジフイルムスクエアで開催されていた写真展「イマジニング・ザ・マジック」を鑑賞。その後シーズン中に自身が一眼レフで撮影した「ベストショット」を披露しました。

竹田自らが「数百枚は撮影した」中から選んだ「ベストショット」は10月にハワイで開催された「ロッテ選手権」の期間中に「サンセットが綺麗なスポットが滞在していたホテルの近くであったので、撮りにいきました」とのこと。

ちなみにこの写真は刻一刻と太陽が沈んでいく中でベストの瞬間を逃さないために、「夕焼けの時間を調べて、近くのスーパーでお惣菜を買って、公園のベンチで座って食べながら取りました」という渾身の思いが込められたものでした。

スーパーで買った総菜を公園で食べながら

竹田は今シーズン、LPGAツアーで289万6319ドル(約3億7300万円)を稼いでいるので、それなりの高級レストランに行くという選択肢もあったはずです。

それよりも「ちょうど夕日が沈む時間に行けたので、すぐ景色が変わるのがまた楽しかったです」との充実感を振り返りました。きっとどんな高級料理を食べるよりも、“心の栄養”を補充することができたでしょう。

アメリカでは日本と違って「ちょっと買い物に行く、という時間も取れなくてゴルフ場に行くか、ホテルにいるかという生活」が続いていたとのこと。さらに試合が終わったら一度自宅に帰る、というわけにもいかないので、ストレスがたまりやすくなります。

竹田もそのような生活だったのが、シーズン途中に富士フイルムから同社の一眼レフを提供されたことで変わりました。

シャッターを押すだけのスマホと違い「明るさとか自分で調整しなきゃですけど、それが面白くてハマっています」と、一眼レフならではの多機能が竹田の性格に合っていたようです。

これで本格的な写真を撮ることができるようになり「アメリカの公園は自然がすごく豊かで、そこでリラックスするためにホテルから出るのもいいな、と思ってやるようにしました」と積極的に自然の中に足を運ぶようになり、写真を撮ることが気分転換になっていたことを明かしました。

“写真熱”は上がる一方で、先月末に帰国して熊本に帰省した際も様々な景色などを撮影していたそうです。

新たなレンズもゲットして、来シーズンはレベルアップ必至

カメラのレンズについては「いただいた時に付いていたがそのまま」でしたが、富士フイルムからこの熱意に応えるべく、新しいレンズがプレゼントされたと言います。

竹田もこのことを「今日、もう一本いただけるらしいので」と楽しみにしていた様子。明るさや機能の異なるレンズで今年とは違った写真が撮れるとなれば、さらに楽しみが増すことは必至です。

アメリカでの転戦中に気軽にでき、かつ夢中になれる趣味を持ったことは2シーズン目へ向けて大きなプラスになることでしょう。

2026年は2勝目&メジャー制覇が目標!!

1月末から始まるLPGAツアーの2026年シーズンに向けては「まずは1勝できるように。それとメジャーで優勝したいというのがずっとあるので、そこに向けて頑張りたいと思います」と意気込みを語りました。

2025年は「全米女子オープン」で2位。「AIG全英女子オープン」は4位でした。
これを上回る成績を挙げた際は、ぜひ自撮りした歓喜の写真も公開してほしいものです。

(取材・文/森伊知郎)