2026年モデルの最新ドライバー選びで失敗しないために。「まずはシャフトから決める」
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第228回
2026年モデルのドライバーが出揃い、買い替えを検討しているゴルファーも多いはず。しかし、最新モデルを選ぶうえで重要なのは「ヘッド性能」だけではない。各メーカーがフィッティング体制を強化する中、クラブ選びにおけるシャフトへの注目度は高くなっている。今回はゴルフギアライター・T島氏とフィッティングの現場を知る大蔵ゴルフスタジオのフィッター・金子氏が、最新ドライバー事情とクラブ選びの新常識について語ります。
2026年モデルのニュードライバーがひととおり出揃いましたね。T島さんは何を買いますか?
2025年は「買わない!」と宣言しておいて、各社のドライバーを全部購入しましたからね。さて、どうしましょう。
そうでしたね。今のエースはキャロウェイ「ELYTE トリプルダイヤ」と、ブリヂストン「BX1-ST」でしたっけ?
そうですね。その2つは重心特性とか慣性モーメントがとても似ています。いわゆるプロモデルです。こういうプロモデルは、劇的に大きなな違いというのはないという印象です。もちろんフェースや構造は最新ですが、基本設計思想が似ているので重心特性や慣性モーメントは大きく変わらないのです。
最新の素材やテクノロジーは搭載されているけれど、いわゆる“やさしくなる”わけではない、ということですね。
そうです。キャロウェイだったらトリプルダイヤを歴代使っても違和感がありません。大きく変えたいなら、「ELYTEトリプルダイヤ」から「クアンタム トリプルダイヤ MAX」にする、もしくは「クアンタム MAX」にする、という選択になります。
シリーズが違っても、同じモデルだとコンセプトは変わらないので、違和感なく移行できるということですね。違和感がない分、変化は緩やかという面もありますね。
あまり変えすぎると、既存モデルから新作に移行してもらえない可能性もあります。例えば、「Qi35」に移行せず「Qi10」を使い続けるような感じです。今回の「Qi4D」は「Qi10」から移行しやすいと思います。見た目もシュッと小ぶりに見えますし。
なるほど。その点、ピンはモデルごとの差が極端ではない気がします。重心距離が長く、重心深度が深く、慣性モーメントが大きいというのは全モデル共通ですし。
そうですね。「G440 MAX」、「LST」、「SFT」もそうです。このモデルから「G440 K」への移行も違和感は少ないと思います。カチャカチャやウェイト位置を替える程度で対応できます。