1. TOP メニュー
  2. ゴルフギアにお悩み
  3. 2026年モデルの最新ドライバー選びで失敗しないために。「まずはシャフトから決める」

2026年モデルの最新ドライバー選びで失敗しないために。「まずはシャフトから決める」

ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第228回

2026/02/06 ゴルフサプリ編集部 T島

2026年モデルのドライバーが出揃い、買い替えを検討しているゴルファーも多いはず。しかし、最新モデルを選ぶうえで重要なのは「ヘッド性能」だけではない。各メーカーがフィッティング体制を強化する中、クラブ選びにおけるシャフトへの注目度は高くなっている。今回はゴルフギアライター・T島氏とフィッティングの現場を知る大蔵ゴルフスタジオのフィッター・金子氏が、最新ドライバー事情とクラブ選びの新常識について語ります。

2026年モデルは”前作・前々作から移行しやすい”のが特徴?

金子 2026年モデルのニュードライバーがひととおり出揃いましたね。T島さんは何を買いますか?
T島 2025年は「買わない!」と宣言しておいて、各社のドライバーを全部購入しましたからね。さて、どうしましょう。
金子 そうでしたね。今のエースはキャロウェイ「ELYTE トリプルダイヤ」と、ブリヂストン「BX1-ST」でしたっけ?
T島 そうですね。その2つは重心特性とか慣性モーメントがとても似ています。いわゆるプロモデルです。こういうプロモデルは、劇的に大きなな違いというのはないという印象です。もちろんフェースや構造は最新ですが、基本設計思想が似ているので重心特性や慣性モーメントは大きく変わらないのです。
金子 最新の素材やテクノロジーは搭載されているけれど、いわゆる“やさしくなる”わけではない、ということですね。
T島 そうです。キャロウェイだったらトリプルダイヤを歴代使っても違和感がありません。大きく変えたいなら、「ELYTEトリプルダイヤ」から「クアンタム トリプルダイヤ MAX」にする、もしくは「クアンタム MAX」にする、という選択になります。
金子 シリーズが違っても、同じモデルだとコンセプトは変わらないので、違和感なく移行できるということですね。違和感がない分、変化は緩やかという面もありますね。
T島 あまり変えすぎると、既存モデルから新作に移行してもらえない可能性もあります。例えば、「Qi35」に移行せず「Qi10」を使い続けるような感じです。今回の「Qi4D」は「Qi10」から移行しやすいと思います。見た目もシュッと小ぶりに見えますし。
金子 なるほど。その点、ピンはモデルごとの差が極端ではない気がします。重心距離が長く、重心深度が深く、慣性モーメントが大きいというのは全モデル共通ですし。
T島 そうですね。「G440 MAX」、「LST」、「SFT」もそうです。このモデルから「G440 K」への移行も違和感は少ないと思います。カチャカチャやウェイト位置を替える程度で対応できます。

テーラーメイドでフィッティングを受けた結果、「Qi4D LS」が最も合っていた。

「QUANTUM ♦♦♦」 VS「Qi4D LS」ロースピンモデルをコースで打ち比べ! 飛び・操作性・安定感の違いは?

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。テーラーメイドとキャロウェイゴルフから2026年モデルの...

あわせて読みたい

キャロウェイ「QUANTUM MAX」とテーラーメイド「Qi4D」どっちが飛ぶ!? 野村タケオがコースで比べた!

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。2026年もゴルフ業界は年明け早々から熱いですね。今年も...

あわせて読みたい

ドライバー選びは「1球目」と「シャフト」で決まる

金子 お店で試打をしてドライバーを選ぶ際の注意点はありますか?
T島 まず打つ前に、構えやすいかどうかはとても大事です。それから試打1球目がダメだった場合は、ほぼ合わないことが多いですね。1球目は、シャフトとの相性が強く出ますから。今はどこのフィッティングでも人気シャフトがありますから、自分の好きなシャフトを入れて3発ほど打てば判断しやすいと思います。1発目はとても重要です。
金子 今回の新製品では、テーラーメイドがフィッティングを強化しているという話でしたが、キャロウェイも自社フィッティングスペースを増やしていますし、ピンは認定フィッター制度があります。シャフトの重要性がますます注目されていますね。
T島 間違いない流れです。純正シャフトのラインナップも各社が増やしていますし、純正シャフトもフィッティングの時代です。ゼクシオも可変スリーブになり、圧倒的にフィッティングしやすくなりました。
金子 接着タイプだとシャフトを試すのが大変でしたよね。昔はヘッドとシャフトの黄金セッティングがもてはやされた時代もありましたが、まずはゴルファー本人に合うことが前提ですね。
T島 昔はシャフト性能でクラブ評価が決まる部分もありました。特にアマチュアはヘッドとシャフトの組み合わせがクラブ性能そのものです。シャフトが合っていない時点で結果は出ません。シャフトのクセに合わせることも可能ですが、コースと戦う前にクラブと戦っていては勝てません。まずは自分に合ったシャフトで試打してください。そうすればヘッド性能がよく分かります。
金子 大蔵ゴルフスタジオでも、まずシャフトから決めます。2000本以上の試打シャフトがありますが、多くの方が違いに驚かれます。
T島 私も新製品が出るとフィッティングに行きますが、シャフトが決まらないとデータが安定しません。逆にハマると欲しくなります。
金子 ブログにも書いていましたね。気持ちは分かります。
T島 今のドライバーは可変スリーブでシャフト交換が簡単ですし、挿入角度やウェイト調整で特性も変えられます。
金子 要素を一つずつ決めていくことで、クラブがゴルファーにマッチしていくわけですね。
T島 純正シャフトは幅広い層に合うように設計されています。さらに性能を引き出したいならフィッティングスタジオでのカスタムがオススメです。血液型を4タイプで性格判断するのと似ていて、大まかすぎる場合がありますからね。
金子 そうした場合もありますね。
T島 セッティングを突き詰めたいならフィッティングやカスタムを検討してください。
金子 純正シャフトがぴったり合う方ももちろんいます。可変ウェイトやスリーブ調整もぜひ試してほしいですね。結果が大きく変わります。
T島 各社がフィッティングに力を入れるのは、ゴルファーに合えば合うほどクラブ性能が発揮されるからです。ぜひ試してみてください。

テーラーメイドは純正シャフトに新たなコンセプトを導入。タイプの違うオリジナルシャフトを3種類、ラインナップさせた。

ピン「G440 K」は“曲がらず飛ばす”の最終形か!シークレット試打会で鈴木愛と大岩龍一がデモショットを披露

ピンのニュードライバー「G440 K」の発売が2026年1月14日に発表されるとともに、都内のインドアゴルフスタジオでは抽選で選ば...

あわせて読みたい

テーラーメイド『Qi4D』ドライバー【最速試打】カーボンフェースの圧倒的なボール初速がもっとも活かされたモデル

2025年「マスターズ」勝者のローリー・マキロイやPGAツアー年間王者のトミー・フリートウッド、そして今季からPGAツアーを主戦...

あわせて読みたい

キャロウェイ「QUANTUMドライバー」5モデルを石井良介が打ち比べ! チタンとカーボンの複合フェースでボール初速が飛躍的にアップ!

「VFT」「JAILBREAK」「AI フラッシュフェース」など独創的なテクノロジーでボールスピードの限界に挑戦し続けてきたキャロウ...

あわせて読みたい

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。

上記動画はT島氏が特派員ブログを勤めている東京都世田谷にあります大蔵ゴルフスタジオの説明。大蔵ゴルフスタジオ世田谷のクラブフィッティングの流れを説明しています。

取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷
住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内
営業時間:11:00〜19:00
定休日:毎週月曜日
TEL:03-6413-9272
https://www.ogs-p.jp/



ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情

第227回(前回)へ

シリーズ一覧へ