ゴルフクラブ「PING G410」開発ストーリー秘話（1/2）｜ギアモノ語り
話題の新作開発ストーリー秘話「PING G410」前編
ライアン・ストーキー（ピン 製品開発責任者）
ライアン氏が説明してくれた解析データでは赤い部分が最も慣性モーメントへの影響が大きく、緑色の部分が最も影響が少ない部分。
ピンではアリゾナ州立大学など、米国の空洞実験ができる大学と共同研究をして空気抵抗を研究してきた。
クラウン全体で0.43㎜という極限の薄さを実現しているクラウン。「ここまで広範囲で薄くしているメーカーはないと思います」とライアン氏は語る。
約16グラムの高密度タングステンバックウェイトは、右へのミスが多い人はドローに、左に曲がる人はフェードのポジションを選ぶことで、曲がり幅を抑え、さらに飛距離アップできる。
『G400』（写真左）と比べて『G410』（写真右）のタービュレーターは、高さがあるだけでなく、よりフェース中央部に近い位置にあり、角度が大きくなったことで空気抵抗を大幅に削減。
