練習場は「コースで使えるショット」に磨きをかける場所。
北野正之が指南する「練習効率アップ」の心得 VOL.3
2020/09/09 ゴルフサプリ編集部
思い切り振り回す練習ばかりでは安定したスイングがいつまでも身につかない。
曲がりを抑えたい場面を想定して、クラブを1インチほど短く持って打つ練習もしよう。
力感を8割くらいに抑えた練習を多く積めばコースで使えるスイングが身につく。
ボールを通常の位置に置くだけでなく、左足の前や右足の前にも置いて打つ練習をしよう。
ボールを左足の前に置くと左足下がりの斜面のイメージ練習ができる。フォロースルーを低く出すのがポイントだ。
ダウンスイングで上体が目標方向に突っ込まないように注意。
ボールを右足の前に置けば左足上がりの想定練習となる。フォロースルーは高い位置へと振り抜くイメージだ。
ボールから離れて構え、重心をツマ先側に乗せて構えよう。
ツマ先体重で打つ練習はツマ先下がりの斜面への対応力がつく。
ボールの近くに立ってカカト体重で打つ練習はツマ先上がりの練習にもなる。
ツマ先上がりの斜面を想定してクラブを短く持つとより効果的だ。
クラブをうんと短く持って打つスイングはツマ先上がり以外にも使える場面が多い。
マットと違う向きに構えて、狙った方向に打てれば合格。
左を向いて左に真っすぐ打つだけでなく、右に曲げる練習もしよう。
マットの右を向いて構え、狙いどおりに打てるようになろう。
同じように右に打つだけではなく、左に曲がる練習もしておくといい。